(2016.12.1)
児童労働に従事している子どもは、世界で1億6800万人。貧しい家庭に生まれ、水も食事も十分にとれず、休みなく重労働を強いられます。その現状を解決する方法は、1つではありません。
日本にいる支援者と途上国に住む子どもを繋げ、地域開発援助を実施するWVJ。フェアトレード製品の企画・販売を通じて支援するピープルツリー。方法は様々ですが、「児童労働撤廃」という共通の目的(ビジョン)に想いが集結し、今回の企画が実現しました。
<チャイルド・スポンサーシップとは>
現在、日本で5万人以上が参加している子ども支援の国際協力プログラム。チャイルド・スポンサーになると、支援地域に住む子ども"チャイルド"が紹介され、文通や訪問で交流を深めながら、教育、水衛生、保健、栄養、生計向上支援などを通じた地域開発プログラムを支援し、児童労働の原因となる貧困問題解決に貢献していただけます。
<フェアトレードギフトについて>
このプロジェクトのためにピープルツリーがセレクトしたのはドライマンゴー(フィリピン)と手編みの手袋(ネパール)。
マンゴーは、小規模農家から適正価格で買い取ることにより、手編みの手袋は在宅で女性が収入を得られる機会創出により、児童労働の原因となる貧困問題の解決につながっている商品です。
(注:チャイルド・スポンサーシップの支援地域と、フェアトレードギフトの生産現場は異なり、関係しているわけではありません)
キリスト教精神に基づき、貧困や紛争、自然災害等のために困難な状況で生きる子どもたちのために活動する国際NGO。国連経済社会理事会に公認・登録された、約100カ国で活動するワールド・ビジョンの日本事務所です。https://www.worldvision.jp/
【フェアトレード専門ブランド「ピープルツリー」とは】
ピープルツリーはフェアトレード専門ブランド。13ヵ国、約150団体と共に、手仕事を活かした自社企画商品で、途上国の経済的・社会的に立場の弱い人びとに収入の機会を継続的に提供します。http://www.peopletree.co.jp/
【社会貢献プラットフォーム「gooddo」とは】
「gooddo」は、無料で簡単にNPOを支援できる社会貢献に特化したプラットフォームです。現在700団体以上のNPOが登録しており、支援金総額は1億円を超えております。http://gooddo.jp/