国会議員に向けて、アドボカシーに関する意識調査をおこないました

(2019.07.29)

ワールド・ビジョン・ジャパン(以下WVJ)では、2013年から毎年、国会議員を対象にアドボカシーに関する意識調査を実施しています。

この調査では、衆参両議院の国会議員約700名にアンケート票を配布し、WVJがおこなっているアドボカシー活動の認知度や、WVJが取り組んでいる諸課題への関心度などについて聞き取り、アドボカシー活動に活かしています。回答率は2013年5%、2014年1.25%、2015年2.25%、2016年1.84%、2017年1.8%で推移しており、7回目となった2019年は3%でした。

政党別にみると、回答件数が多数順に、自民党・立憲民主党(同数)、国民民主党、共産党、希望の党の議員の方々がアンケートに回答して調査にご協力くださいました。

アンケート集計結果はこちら(2019年)

WVJのアドボカシーに関する認知度

WVJについて、調査アンケートに回答した国会議員の半数以上がWVJについて何らかの形で認知し、その全員が「WVJのアドボカシーについて聞いたことがある/知っている」と答えています。

また、WVJが重要課題としている分野においては、上位から「教育」「持続可能な開発目標(SDGs)」「子どもに対する暴力」の順に「関心がある」とした国会議員が多い結果となりました。

持続可能な開発目標(SDGs)に対する考え方

日本を含むすべての国が2030年までに達成を目指す持続可能な開発目標(SDGs)については、「知らない」という回答がなく、認知の向上傾向が示される結果となりました。

SDGsが掲げる17の目標のうち、国際協力(ODA政策)において日本政府が力を入れるべき分野としては、前回調査から連続して教育」が1位となりました。次いで、「貧困」、「保健」が上位を占めました。また、「持続可能なエネルギー」、「格差・不平等」への関心が伸びています。

SDGsは開発途上国だけでなく、先進国も自国内で取り組む国際目標です。17の目標のうち、日本国内で力を入れるべき分野をたずねたところ、昨年に続き「格差・不平等」、加えて「教育」が1位となりました。次いで「持続可能なエネルギー」、「気候変動」が優先順位の高い課題に挙げられました。


WVJは、本意識調査の結果を踏まえつつ、今後も政策決定に重要な影響力を持つ国会議員の方々に向けた働きかけを継続していきます。


※過去のアンケート結果は、こちらをご参照ください。

アンケート結果詳細はこちら(2018年)

アンケート結果詳細はこちら(2017年)

アンケート結果詳細はこちら(2016年)

アンケート結果詳細はこちら(2015年)

アンケート結果詳細はこちら(2014年)

アンケート結果詳細はこちら(2013年)



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