12月12日は、誰もが健康に暮らせる世界の実現をめざす日 「UHCデー」です!

(2015.12.10)

UHCデーの公式バナー。ワールド・ビジョン・ジャパンはUHCデーを応援するパートナーです。日本でもたくさんの団体や省庁がUHCデーのキャンペーンに参加しています。
12月12日は、「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)デー」です。

誰もが、どこでも、お金に困ることなく、自分に必要な質の良い保健・医療サービスを受けられる状態。それをユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)と呼びます。

2012年12月12日の国連総会で、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジを国際社会共通の目標とすることが全会一致で議決されました。
これを記念して12月12日を「UHCデー」とし、この日は世界中で、UHCの実現を目指すキャンペーンが行われます。

世界では年間10億人が、基礎的な保健医療サービスを受けることができません。


医療施設に行くために、徒歩で何時間も山道を歩く。
たどりついた医療施設には医者がいない。必要な薬もない。
求められた診療費を支払うこともできない。

そんな現実の中にいる10億もの人たちには、多くの子どもたちが含まれています。

今、年間590万人にのぼる子どもたちが、5歳の誕生日を迎えることなく命を落としています。基礎的な保健医療サービスを受けることができれば、救えるはずの命です。


良質な保健医療サービスへのアクセスは、すべての人の権利でもあります。
UHCの実現は、2030年までの達成を目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」にも掲げられており、世界中の国々が取り組むべき課題なのです。

世界のどこにいても子どもたちが健康に暮らせるように、ワールド・ビジョン・ジャパンはUHCの実現のために行動を続けています。


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