(2020.11.13)(2024.06.26更新)
ネパール連邦民主共和国(以下、ネパール)の基礎データ
首都:カトマンズ
言語:ネパール語
民族:パルバテ・ヒンドゥー,マガル,タルー,タマン,ネワール等
宗教:ヒンドゥー教徒(81.3%),仏教徒(9.0%),イスラム教徒(4.4%)他
面積:14.7万㎢(北海道の約1.8倍)
人口:3,054万7,580人(2022年,世銀)
インドと中国のチベット自治区に接する内陸国です。首都はカトマンズ。様々な民族が暮らす多民族国家で、民族とカーストが複雑に絡み合っています。公用語はネパール語ですが、各民族の言語も使われています。宗教はヒンズー教が主流ですが、仏教徒やイスラム教徒も暮らしています。世界最高峰のエベレストを有するヒマラヤ登山の玄関口として、日本人にとってもなじみのある国です。ネパールは国土の約8割が丘陵・山岳地帯。急峻な土地での暮らしは厳しく、世界で最も貧しい国の1つです。
ワールド・ビジョン・ジャパンでは、チャイルド・スポンサーシップにより、地図の★印のついた地域で支援活動を行っています。
ネパールでのチャイルド・スポンサーシップによる活動の詳細こちら
ネパールでは新憲法に基づき2017年から連邦制(連邦政府・州政府・地方政府の三層構造)に移り、新しく再編された村や市に教育や医療・福祉などの行政サービスが任されるようになりました。しかし、国土の大半を占める丘陵・山岳地域ではそうしたサービスが十分に行き渡っておらず、雇用機会は少なく、自然災害の影響も受けやすいです。厳しい家計を助けるために働き学校に継続して通えていない子どもも多いです。一部地域では、女性に対する厳しい社会規範が慣習として続いています。
ワールド・ビジョン・ジャパンが新しく事業を始める地域の状況
データ出典
*1:Ministry of Land, Cooperatives and Poverty Alleviation、2017年
*2: Kedarasyu Rural Municipality、2020年
ワールド・ビジョン・ジャパン支援事業部 開発事業第2課