(2020.09.09)(2023.07.18更新)
バングラデシュ人民共和国(以下、バングラデシュ)の基礎データ
首都:ダッカ
言語:ベンガル語
民族:ベンガル人が大部分を占める。ミャンマーとの国境沿いのチッタゴン丘陵地帯には,チャクマ族等を中心とした仏教徒系少数民族が居住
宗教:イスラム教徒88.4%,その他(ヒンズー教徒,仏教徒,キリスト教徒)11.6%
面積:14万7000㎢(日本の約4割)
人口:1億6,935万人(2021年、世界銀行)
南アジアに位置し、インド、ミャンマーと国境を接し、南はインド洋に面しています。日本の4割ほどの国土に約1億7000万人が暮らしています。ベンガル人が人口の大部分を占め、イスラム教徒が約88%と多数派です。公用語はベンガル語。首都はダッカ。国の中央部をガンジス川が流れ、国土の大部分はデルタ地帯で、サイクロンや洪水などの自然災害の被害を受けやすい国です。人口の約3割が貧困層と言われており、貧困地域では食料不足による子どもの栄養不良も課題となっています。
ワールド・ビジョン・ジャパンでは、チャイルド・スポンサーシップにより、地図の★印のついた地域で支援活動を行っています。
バングラデシュでのチャイルド・スポンサーシップによる活動の詳細こちら
近年経済成長が著しい*バングラデシュですが、農村部ではまだ貧困層・最貧困層の世帯が多いのが現状です。洪水の多い地域では、家や家畜を失ったり、農地が水没して仕事を失ったりする人も多くいます。小学校の就学率は97%**と高く、政府は保健分野にも力を入れていますが、早婚や児童労働、乳幼児の栄養不良など、子どもたちの健やかな成長のための活動がまだまだ必要とされています。
ワールド・ビジョン・ジャパンの事業地での調査データ:
*2019年度 (バングラデシュ会計年度)経済成長率(GDP):8.13%,世界銀行
**外務省 諸外国・地域の学校情報(平成29年12月更新情報)
ワールド・ビジョン・ジャパン支援事業部 開発事業第2課