ワールド・ビジョン(WV)は1994年7月にルワンダに事務所を設置し、壮絶なジェノサイド(大量虐殺)を生き延びた方々の支援活動を進めました。ルワンダならではの活動の一つが「平和の木プロジェクト」です(加害者と被害者がお互いの家に植えた木を育てるために行き来することなどにより、和解を促進する)。
こうした地道で長い年月をかけて平和を取り戻したルワンダで、2008年からチャイルド・スポンサーシップによる支援活動を開始しました。
そして、ジェノサイドから30年の節目となる今年、子どもたちが自分でチャイルド・スポンサーを選ぶChosen[チョーズン]を実施しました。
7月に開催したインスタライブでは、ルワンダの子どもに「選ばれる」体験をした視聴者の方から嬉しいコメントをいただきました。 「今回選んでもらいました」 「私もキング君に選んで貰えて嬉しいです」 「チャイルドにとっても選ばれる側にとっても、とても素敵な活動ですよね」
インスタライブに登壇した且田スタッフは6月にルワンダを訪問。今でも「平和の木プロジェクト」を続けている方々にインタビューする機会を持ちました。そこで印象に残ったのは、若者やジェノサイドを知らない世代に「教える」のではなく、過去を許して助け合って生きている姿を「見せる」ことが最も重要だと語られたことでした。
私たち一人ひとりが、心に平和を築く。 その姿勢を、未来を担う子どもたちに見せていきたいですね。
▼Chosen[チョーズン]にご興味のある方へ! 2024年夏、バングラデシュを舞台に進行中。ただいま参加者を募集中です! 詳細・参加方法を見る |