世界各地で難民・国内避難民の数は増加しています。 2024年5月時点で、故郷から避難を余儀なくされた人は過去最多の1億2,000万人に到達したことが発表されました。 どこへ避難し、どれくらいの期間滞在するのか、誰と行くのか、明確には分からないまま避難をした人々は、何を持って逃げ、今どのような思いで生活しているのでしょうか?
・ヴィダドさん(シリアからレバノンへ避難): 「母の形見、キッチン用品を持ってきました。今は使っていないのですが、棚で大切に保管しています。それを見ると両親のぬくもりを感じられる一方で、心が引き裂かれる思いがして時々泣いてしまいます」
・ハシムくん(ミャンマーからバングラデシュへ避難): 「僕は服と料理用の鍋を持って行くことにしました。でも、長く歩いて足が痛くなってしまい、持ってきたものを捨てなければいけなくなりました。正装用として父が買ってくれた大好きな服もその中にありました。ここで着て友達に見せられたらいいのにな」
ほかにも ・インマニュエルくん(コンゴ民主共和国からウガンダへ避難) ・フセインくん(干ばつの影響でソマリア国内で避難) ・マージョリーさん(ベネズエラからコロンビアへ避難) ・ウガンダのジョブくん(南スーダンからウガンダへ避難) へのインタビュー動画を紹介しています。 インタビュー動画を見る
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