チャイルドと支援地域を訪ねて〜ルワンダツアー報告〜 | |
☆ WVJの「ひと」紹介 ☆ 加藤奈保美スタッフ(スポンサーシップ事業課) | |
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チャイルドと支援地域を訪ねて 3月に17名のチャイルド・スポンサーがルワンダの支援地域を訪問し、チャイルドとの交流や、支援によって教室が増設された学校、ジェノサイド(1994年に起きた大虐殺)の被害者と加害者の和解と一致を目指す「平和の木プロジェクト」などを視察しました。
ツアーではレンガ造りや植樹、地域ボランティア活動に参加しました。私たちは1回だけの体験ですが、コミュニティの人たちはこれを日々行っています。これからもコミュニティの人々と歩んで行きたいと思わされるツアーでした。
「このような支援がどんなに重要かということを納得しました。また、地域の人々の喜んでいる姿に出会うと、支援する喜びが何倍にも増し加わります。ただの物の援助ではなく技術を教えて、自立できるようにするというとても有効的な支援をしていることを知り、チャイルド・スポンサーになって本当に良かったと思いました」(山田由美子さん) |
「平和の木プロジェクト」によって和解したジェノサイド(大虐殺)の加害者と被害者との集合写真 |
☆ WVJの「ひと」紹介 ☆ 今回は、周囲をふわっと包むような笑顔満開のママスタッフ、加藤スタッフを紹介します。
現在、チャイルド・スポンサーシップによるアフリカの国々の地域開発プログラムの事業監理を担当しています。
私は、2年と少し前に母となりました。子どもの成長は本当に早く、毎日、驚きと感動(そしてイヤイヤ期の息子を前にちょっぴりイライラも…!)の連続ではありますが、親としては息子が元気に育つことをただ願い、その環境作りに責任があることを常に思わされています。
1年程前、育児休暇から職場に復帰した際に、現在の仕事を担当するようになりました。初めて訪問したアフリカの事業地では、笑顔を振りまきつつ裸足で村を走り回る子どもたちの力強さに私自身が励まされる一方、現実とは到底認められないような光景に出会うことも多くあり、戸惑うこともありました。また、現地から受けとる事業提案書や報告書の中には、思わず何度も読み返してしまうような過酷な状況の報告もあります。
どこの国、どこの場所に生まれても、親は子どもの健全な成長を願い、子どもは希望をもって生きる権利をもっているはず − 母となり以前よりこのことを少し敏感に感じることができるようになった今、子どもたち、そして彼らが暮らす地域に馳せるご支援者の皆さまから託された想いや願いを、より良い支援という形で現場にたくさんお届けしたいと、日々、試行錯誤しています。 2009年に掲載された「JapanTimes」のコラム(英語)
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支援によって建てられた診療所で検診を待つ親子と加藤スタッフ(トヨタADP/コンゴ民主共和国) |