セーフガーディング・ポリシー

ワールド・ビジョン(WV)が仕える子ども、そして弱い立場にある大人の身体的・精神的安全と権利を守る環境づくり(セーフガーディング)は、私たちのすべての活動、プログラム、活動の柱(開発援助、緊急人道支援、アドボカシー)の根幹です。私たちは、子どもや受益者に害を与えないこと、すべての受益者の権利を尊重すること、そしてすべての行動と決断において子どもの利益を最優先に守ることを約束します。

WVは、すべての活動において、子どもと受益者の身体的・精神的安全と権利を守ることを表明し、そのための行動指針として、「セーフガーディング・ポリシー」を定めています。このポリシーの中で、WV関係者(スタッフ、インターン、ボランティア、役員・正会員、および第三者である訪問者やコミュニティ・ボランティア、委託業者、パートナー、その関係等)が有する責任と義務を明らかにしています。

私たちは、その業務の範囲内で、子どもや受益者への虐待が発生したとの報告を受けた場合には、法令に従って事実関係を調査し、対応します。

インターネット上等で、WVが提供している写真や情報が、子どもや受益者を保護する観点から不適切に掲載されている事例を発見した時は、下記までご連絡ください。


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ご支援者の皆さまへ:子どもたちを守るため、守っていただきたいこと

チャイルドの写真や情報の掲載について

チャイルド・スポンサーの皆さまにご紹介しているチャイルドの写真や情報をウェブサイト等(ホームページやFacebook、Twitter、Instagram、YouTube等のソーシャルメディア)に掲載する場合には、チャイルド個人が特定されないよう以下の点にご配慮ください。

掲載していただける情報

  • チャイルドのファーストネーム(下の名前)
  • チャイルドの写真、動画
  • 住んでいる国、プログラム名

掲載していただけない情報

  • チャイルドの姓(ファミリーネーム)
  • チャイルド番号
  • 住んでいる村の名前 (プログラム名は可)
  • チャイルド・スポンサーのパートナー番号

チャイルドの情報掲載例

例1)「チャイルド紹介カード」:
チャイルドの姓(ファミリーネーム)、チャイルド番号、スポンサー番号が見えないように掲載してください。

例2)チャイルドからの手紙:
現地語・英語・日本語翻訳のいずれも、チャイルドのフルネーム、チャイルド番号、パートナー番号が掲載されている箇所が見えないように掲載してください。


チャイルドからの手紙の掲載例
チャイルドからの手紙の掲載例


チャイルドとの交流について

手紙での交流について

  • チャイルド・スポンサーの皆さまには、手紙を通じてチャイルドと交流していただくことができます。
  • すべての手紙はスタッフが目を通させていただき、セーフガーディングに抵触する記述や宗教的・政治的に不適切な記述がないことを確認させていただいております。
  • トラブルを避けるため、手紙に住所、Eメールアドレス、ソーシャルメディア等のコンタクト先となる個人情報はお書きにならないでください。
  • 支援を終了したチャイルドに手紙をお届けすることはできませんので、ご了承ください。

ソーシャルメディアでの交流について

  • Facebook等のソーシャルメディアを通して、チャイルド・スポンサーの皆さまとチャイルドが直接やりとりしていただくことはお控えいただいております。もし、チャイルドやその家族・親戚からFacebook等で連絡が来た場合は、返信はせず、すぐにワールド・ビジョン・ジャパンまでご連絡ください。

チャイルドが住む支援地域への訪問について

  • ツアーや個人訪問で支援地域のコミュニティを訪問したときは、チャイルドの個人情報や地理情報が明らかになるような(geo-tagged等の)写真、動画、音声の使い方をしないでください。また、下記のような情報が写っていないこともご確認ください。
    • 学校名や校章つきの制服、運動着
    • 村の名前や学校名が分かる看板等
    • その他、地域や個人が特定できる情報
  • 個人訪問をお考えの場合には、現地での受け入れ調整のため、お早めに(3カ月以上前に)ワールド・ビジョン・ジャパンまでご連絡ください。詳しくはこちらをご確認ください。

ワールド・ビジョン・ジャパンが大切にしていること